高麗人参の分類

高麗人参の分類は、加工法の違いによって3つに分類されます。
その種類は水参、紅参、白参の三つです。
それぞれの身体への効き目、成分などは、異なるところもあります。
それでは3つについてみていきましょう。

水参は、すいじんと読みます。
これは土から掘ったままの原型のものです。
生のそのままで食べるか、すりおろして食べるかもしくは蜜蜂に漬けたり、栗やナツメと一緒に煎じて飲むのもよいとされています。
これを用いた代表的な韓国料理で参鶏湯(サムゲタン)というものがあります。

参鶏湯とは、鶏肉煮込みスープのようなものです。
若鶏の肉がまるまる一羽入れて煮込む料理です。
水参以外の他の薬膳の具材も豊富に使用するため大変栄養があります。
若鶏の肉から内蔵を取り除き、そこに水参という高麗人参、もち米、ニンニクなどをつめて水で数時間煮込みます。
この水参は、各種料理の食材としても使われます。
また、すべての加工品の原料となります。
他の呼び方としては、生参あるいは土参という呼び方もあります。

紅参は、こうじんと読みます。
これは水参を煮るか蒸して乾燥させたもののことをいいます。
水参のままだと腐ったりしやすいので、保存法のひとつとして考えられました。
高麗人参の代表的な有効成分のあるサポニンが多く含まれている皮をはがさず、皮ごと蒸して乾燥させたものです。
見た目は淡い赤褐色のものです。
したがって、長期保管が可能です。
保管するために大変優れていますし、製品として大変安定性があります。
そのままか、煎じて用います。薬効は水参よりも高いとされています。アミノ酸、ミネラル、マグネシウム、カリウムも豊富に含まれていますので
様々な部位、症状に効きます。

白参は、はくじんと読みます。
水参の皮をむいてそのまま天日で日乾しにしたもののことです。
皮付白参は皮をむかずにそのまま日乾ししたもので、調剤用とされています。
そのままで、水分含有量を14%以下に加工した人参は、血糖を下げる作用や、血中コレステロールを下げる作用などがあります。
アレルギーもちの人に用いることも出来る抗アナフィラキシー作用もあります。